バーコードとは

<概要>

バーコードは、小売業界においてチェックアウトを早く正確に行うための 入力手段として発展した自動認識技術で、現在では、流通、物流、製造、 行政、医療、研究、イベント等、幅広い分野で利用されています。 その背景には、コンピュータシステムの普及の中で、高い読取率、 高い読取信頼性、高い操作性、安価なメディアや読取装置の要求が高くなり、 バーコードがこれらの課題を実現していたからに他なりません。 バーコードは、二次元コード(シンボル)と対比させてリニアコード(シンボル)とも呼ばれています。

<定義>

バーコードは、「情報を幅が変化する平行かつ長方形のバーとスペースの配列 により、エンコードされた シンボル」と定義されています。

<構成>

バーコードは、スタート キャラクタ、データ キャラクタ、チェックデジット、 ストップ キャラクタ及び、これらの前後に付く クワイエットゾーン から構成されています。 また、バーコードは、 キャラクタ間ギャップのある 独立型(ディスクリート型) シンボルと、キャラクタ間ギャップのない 連続型(コンティニアス型) シンボルがあります。また、細太の2種類のバー(またはスペース)で構成される 2値レベル型シンボルと 数種類の太さのバー(またはスペース)で構成される マルチ レベル型シンボルが あります。連続型シンボルやマルチ レベル型シンボルの方が、情報密度が高く なります。

<バーコードの特長>




二次元コードとは

<概要>

バーコードは、情報量を多くできない、情報化密度が低い、 シンボルが大きい、 かな漢字が使用できない、汚れたら読めない、読取方向に制限がある、等の 問題点がありましたので、これらを解決すべく開発されたシンボルです。 バーコードと共存する形で、流通、物流、製造、行政、医療、研究、イベント等、 幅広い分野で利用されています。 二次元コードの最大情報量は、1000バイト以上ありますので、EDIデータを伝票や ラベルに印刷し、紙ベースでのEDIに使用されています。 また、誤り訂正機能により多少の汚れに対しても確実な読取が可能です。 最小シンボルサイズは、数ミリ四方にすることができるため、 小物製品の管理に有効です。また、バイナリ コードが使用できるため、顔写真や サインを二次元コードにしたIDカードを作成し、偽造防止に使用されています。 また、読取方向に制限がないことから宅配貨物の自動仕分にも使用されています。

<定義>

二次元コードは、バーコードがX方向(一次元)で情報化されているのに対し、 「XおよびY方向の二次元で情報を エンコードされたシンボル」と定義 することができます。

<構成>

二次元コードは、バーコードを積み上げた形のスタック型二次元コードと碁盤の マスに黒い石(セルという)を置いた ようなマトリックス型二次元コードがあります。 スタック型は、二次元バーコードとも呼ばれています。スタック型二次元コードは、 バーコードのようにスタート コードやストップ コードと、これらの前後に付く クワイエットゾーンから構成 されています。 マトリックス型二次元コードは、四角、またはL型ガイドセルがあるタイプや ユニークな形の 切り出しマークを持つタイプが あります。

<二次元コードの特長>




Code 2 of 5

<概要>

Code 2 of 5は、アイデンティコン社が1968年に開発したバーコードで、 航空チケットなどで使用されています。

<特長>

  1. キャラクタ セットは、数字(0から9)です。
  2. シンボル キャラクタは、 5本のバーとそれに挟まれた4本のスペースで構成され、バーの内2本が太いです。 また、スペースはすべて細いスペースで、キャラクタ間にスペースが入る ディスクリート型です。
  3. スタート コードは"110"、ストップ コードは"101"です。 但し、"0"は細バー、"1"は太バーです。
  4. 自己チェック機能が有ります。
  5. 定まったチェックデジットは、特にありません。使用する場合は 7DR7DSR9DR9DSRモジュラス10/ウェイト2モジュラス10/ウェイト3モジュラス11加重モジュラス11 が使用できます。 通常はモジュラス10/ウェイト3を使用します。

<寸法>

  1. 最小エレメント幅(X)は、 規格では0.191mmです。
  2. 細太エレメント比は、 規格ではX<=0.508mmのとき1:2.2から3.0が好ましいとされています。
  3. クワイエットゾーンの 最小値は、10Xまたは2.54mmの大きい方の値です。手動走査の場合、 6.35mm以上が好ましいとされています。
  4. エレメントの高さの最小値は、5mmまたはシンボル全長の15%の大きい方の値です。



MSI/Plessey

<概要>

MSI/Plessy Codeは、プレッシー社が開発したバーコードで、パルス幅変調 (PWM) によりエンコードしています。 欧米では、商品棚のマーキングに使用されています。

<特長>

  1. キャラクタ セットは、数字(0から9)です。
  2. シンボル キャラクタは、 バーから始まる4本のバーと4本のスペースで構成されています。そして、 キャラクタ間ギャップのない コンティニアス型です。
  3. スタート コードは"10"、ストップ コードは"010"です。 但し、"0"は細バーまたは細スペース、"1"は太バーまたは 太スペースです。
  4. 自己チェック機能が有りませんので、必ずチェックデジットを使用します。
  5. チェックデジットは、MSI仕様の モジュラス10 MSIを 使用します。

<寸法>

  1. 最小エレメント幅(X)は、 0.20mmです。
  2. 細太エレメント比は、 1:2以上です。
  3. クワイエットゾーンの 最小値は、6.35mm以上です。
  4. エレメントの高さの最小値は、7.6mmです。



Codabar(NW7:JIS-X-0503)

<概要>

Codabar(NW7)は、モナークマーキング社が、1972年に開発したシンボルで、 JIS-X-0503として規格化されています。血液銀行の管理、宅配便の配送、図書館での 貸し出し管理などに採用されています。比較的単純な構成と高精度の印刷を要求 しない長所があります。

<特長>

  1. キャラクタ セットは、数字(0から9)、記号(-、$、:、/、.、+)、 スタート/ストップ コードはA、B、CまたはDです。
  2. シンボル キャラクタは、 4本のバーに挟まれた3本のスペースで構成されています。 スタート/ストップ コードはA、B、CまたはDです。キャラクタ間にスペースが 入るディスクリート型です。
  3. 自己チェック機能が有ります。
  4. 定まったチェックデジットは、特にありません。使用する場合は 7DR7DSR9DR9DSRモジュラス10/ウェイト2モジュラス10/ウェイト3モジュラス11加重モジュラス11モジュラス16 が使用できます。

<寸法>

  1. 最小エレメント幅(X)は、USS-CODABARまたはJIS-X-0503の規格では0.191mmです。
  2. 細太エレメント比は、 X<=0.508mmのとき1:2.2から3.0で、X>0.508mmのとき1:2.0から3.0が 好ましいとされています。
  3. キャラクタ間ギャップの最小値はX-t(tは許容誤差)で、最大値はX<0.25mm のとき5.3Xで、X>=0.25のとき3Xまたは、1.35mmの大きい方の値です。
  4. クワイエットゾーン の最小値は、10Xまたは2.54mmの大きい方の値です。手動走査の場合、6.35mm以上が好ましいとされています。
  5. シンボルの高さの最小値は、5mmまたはシンボル全長の15%の大きい方の値です。



Interleaved 2 of 5(ITF:JIS-X-0502)

<概要>

Interleaved 2 of 5は、インターメック社が1972年に開発したバーコードで 1981年アメリカUPCCで配送梱包の標準として、採用されました。日本では1987年に、 標準物流シンボルとしてITF:JIS-X-0502として規格化されました。 5本のバーと5本のスペースで、2桁の数字を表すため、面積の割に情報量が多い という長所があります。

<特長>

  1. キャラクタ セットは、数字(0から9)です。
  2. シンボル キャラクタは、 バーで始まる5本のバーと5本のスペースで2キャラクタを構成しています。 1つ目のキャラクタを5本のバーで、2つ目のキャラクタを5本のスペースで表現 されます。
  3. スタート コードは"0000"、ストップ コードは"100"です。 但し、"0"は細バーまたは細スペース、"1"は太バーまたは 太スペースです。
  4. 自己チェック機能が有ります。
  5. 定まったチェックデジットは、特にありません。使用する場合は 7DR7DSR9DR9DSRモジュラス10/ウェイト2モジュラス10/ウェイト3モジュラス11加重モジュラス11 が使用できます。通常はモジュラス10/ウェイト3を使用します。
  6. データが奇数桁の場合は、先頭に"0"を追加して エンコードします。

<寸法>

  1. 最小エレメント幅(X)は、 USS-I2/5の規格では0.191mm、またJIS-X-0502の規格では、 基本寸法が1.016mmで、0.25倍から1.2倍まで認められています。
  2. 細太エレメント比は、 USS-I2/5の規格ではX<=0.508mmのとき1:2.2から3.0、X>0.508mmのとき 1:2.0から3.0、またJIS-X-0502の規格では、1:2.5です。
  3. クワイエットゾーンの 最小値は、USS-I2/5の規格では10Xまたは2.54mmの大きい方の値で、手動走査の 場合は6.35mm以上、またJIS-X-0502の規格では、10X以上です。
  4. エレメントの高さの最小値は、USS-I2/5の規格では5mmまたはシンボル全長の 15%の大きい値、またJIS-X-0502の規格では、0.8倍から1.0倍では31.8mmです。

[ITF:JIS-X-0502]

  1. 標準バージョン(ITF-14)のキャラクタ構成は、左から1桁の物流識別コード、 2桁のフラッグZ(日本は49または45)、5桁のメーカーコード、 5桁の商品コード、1桁のチェックデジットで構成されます。
  2. 拡張バージョン(ITF-16)のキャラクタ構成は、左から1桁のスペアコード (”0“)、2桁の物流識別コード、2桁のフラッグ(日本は49または45)、 5桁のメーカーコード、5桁の商品コード、1桁のチェックデジットで 構成されます。このシンボルは、日本のみのバージョンですので、 輸出製品には使用できません。できる限り使用されないことをお薦めします。
  3. アドオン バージョン(ITF-6)のキャラクタ構成は、左から5桁の計量値 (小数点以下が必要な場合、3桁目と4桁目とします)、1桁のチェックデジットで 構成されます。
  4. チェックデジットはモジュラス10/ウェイト3を使用します。



Matrix 2 of 5

<概要>

Matrix 2 of 5は、オランダのニーフ(Nieaf)社によって開発されたバーコードで、 CODE11やCODE 2 of 5のバリエーションです。NEC 2 of 5のシンボルの構造は、 Matrix 2 of 5と似ていますが、スタートコード、ストップコード、コード体系の 何れも全く異なっています。 Matrix 2 of 5は、インターリーブド2 of 5のようにスペースもエンコードして いますが、その仕組みはCodabar(NW7)やCode39のようにバーとスペースを交互に エンコードする方法を採用しています。キャラクタの構成は、その名前のとおり 5本のバーまたはスペースで構成され、2本は太バーまたは太スペースになっています。

<特長>

  1. キャラクタ セットは、数字(0から9)です。
  2. シンボル キャラクタは、 3本のバーとそれに挟まれた2本のスペースで構成され、内2本が太いバー あるいは太いスペースです。キャラクタ間にスペースが入る ディスクリート型です。
  3. スタート コードは"10000"、ストップ コードは"10000" です。但し、"0"は細バーまたは細スペース、"1"は太バー または太スペースです。
  4. 自己チェック機能が有ります。
  5. 定まったチェックデジットは、特にありません。使用する場合は 7DR7DSR9DR9DSRモジュラス10/ウェイト2モジュラス10/ウェイト3モジュラス11加重モジュラス11が 使用できます。通常はモジュラス10/ウェイト3を使用します。

<寸法>

  1. 最小エレメント幅(X)は、 規格では0.191mmです。
  2. 細太エレメント比は、 規格ではX<=0.508mmのとき1:2.2から3.0が好ましいとされています。
  3. クワイエットゾーンの 最小値は、10Xまたは2.54mmの大きい方の値です。手動走査の場合、6.35mm以上 が好ましいとされています。
  4. エレメントの高さの最小値は、5mmまたはシンボル全長の15%の大きい方の 値です。



NEC 2 of 5

<概要>

NEC 2 of 5は、日本電気(株)が開発したバーコードです。

<特長>

  1. キャラクタ セットは、数字(0から9)です。
  2. シンボル キャラクタは、 3本のバーとそれに挟まれた2本のスペースで構成され、内2本が太いバー あるいは太いスペースです。キャラクタ間にスペースが入る ディスクリート型です。
  3. スタート コードは"101"、ストップ コードは"011"です。 但し、"0"は細バーまたは細スペース、"1"は太バーまたは 太スペースです。
  4. 自己チェック機能が有ります。
  5. 定まったチェックデジットは、特にありません。使用する場合は 7DR7DSR9DR9DSRモジュラス10/ウェイト2モジュラス10/ウェイト3モジュラス11加重モジュラス11 が使用できます。通常はモジュラス10/ウェイト3を使用します。

<寸法>

  1. 最小エレメント幅(X)は、 規格では0.191mmです。
  2. 細太エレメント比は、 規格ではX<=0.508mmのとき1:2.2から3.0が好ましいとされています。
  3. クワイエットゾーンの 最小値は、10Xまたは2.54mmの大きい方の値です。手動走査の場合、6.35mm以上 が好ましいとされています。
  4. エレメントの高さの最小値は、5mmまたはシンボル全長の15%の大きい方 の値です。



UPC

<概要>

UPCコードは、Uniform Product Code Council Inc.によってアメリカの小売業向けの 共通シンボルとして制定されたものです。RegularタイプのUPC-Aは12 桁で、 メッセージから余分な0を排除したZero SuppressionタイプのUPC-Eは6桁です。 また、13桁から29桁までフリーの桁数にできるUPC-Dもあります。


[UPC-A]

<特長>

  1. キャラクタ セットは、数字(0から9)です。
  2. シンボル キャラクタは、 7モジュールで、 スペースで始まる2本のバーと2本のスペースで構成されています。
  3. 左から11モジュール以上の クワイエットゾーン 、3モジュールのスタート コード、ナンバー システム キャラクタ 、5データ キャラクタ、5モジュールのセンターバー、5データ キャラクタ 、1チェックデジット、3モジュールのストップ コード 、7モジュール以上のクワイエットゾーンから構成されます。
  4. ナンバー システム キャラクタは、"0"は通常、"2"は 肉など重さが一定でない物に対して小売り店単位で、作成、使用するのに 用いられ、"3"は薬品、健康関連製品に用いられます。 "4"は用途を限定しません。 "5"はクーポンに用いられます。
  5. キャラクタ構成は、始めの1桁はナンバー システム キャラクタで、次の5桁は、 メーカーコード、次の5桁は、アイテムコードです。そして、最後の1桁が チェックデジットです。
  6. スタート、ストップ コードともに、"101"です。
  7. 自己チェック機能が有ります。
  8. チェックデジットは モジュラス10/ウエイト3 を用います。

<寸法>

  1. モジュール幅(X)は、UPC規格では、基本モジュールが0.33mmで、0.8倍から 2倍まで認められています。
  2. クワイエット ゾーンは、左側11モジュール以上、右側で7モジュール以上必要 です。
  3. ヒューマンリーダブル文字 を含むシンボルの高さは、モジュール幅が0.33mmのとき、25.9mmで、この値は、 倍率に比例します。

[UPC-E]

Zero SuppressionタイプのUPC-Eは、RegularタイプのUPC-Aを6桁に圧縮したものです。

<特長>

  1. キャラクタ セットは、数字(0から9)です。
  2. コード タイプは、1つのキャラクタは7モジュールで、スペースで始まる2本の バーと2本のスペースで構成されます。
  3. 左から7モジュール以上のクワイエットゾーン、3モジュールのスタート コード、 6データ キャラクタ、6モジュールのストップ コード、7モジュール以上の クワイエットゾーンから構成されます。 モジュール チェック キャラクタは、 データ キャラクタのパリティ チェックの組み合わせで表現されます。
  4. スタート コードは"101"で、ストップ コードは"010101" です。
  5. 自己チェック機能が有ります。

<圧縮方法>

5桁のメーカーコード、5桁のアイテムコードから6桁に圧縮します。

  1. メーカーコードの下位3桁が、"000"、"100"、 "200"の場合は、アイテムコードを "000"から"999"まで取ることができます。 メーカーコードの上位2桁、アイテムコードの下位3桁、メーカーコードの 上位3桁目が圧縮したコードとなります。

    例)メーカーコード"abcde"、アイテムコード"fghij"。 但し、"a"から"j"は"0"から"9"。 かつ"c"は"0"、"1"または"2"。 かつ"d"、"e"は"0"。 この場合、圧縮したコードは、"abhijc"となります。


  2. メーカーコードの下位3桁が、"300"、"400"、 "500"、"600"、"700"、"800"、 "900"の場合は、アイテムコードを "00"から"99"まで取ることができます。 メーカーコードの上位3桁、アイテムコードの下位2桁に、"3"を 付加したものが圧縮したコードとなります。

    例)メーカーコード"abcde"、アイテムコード"fghij"。 但し、"a"から"j"は"0"から"9"。 かつ"c"は "3"、"4"、"5"、 "6"、"7"、"8"または"9"。 かつ"d"、"e"は"0"。 この場合、圧縮したコードは、"abcij3"となります。


  3. メーカーコードの下位2桁が、"10"、"20"、 "30"、"40"、"50"、"60"、 "70"、"80"、"90"の場合は、 アイテムコードを"0"から"9"まで取ることができます。 メーカーコードの上位4桁、アイテムコードの下位1桁に、"4"を 付加したものが圧縮したコードとなります。

    例)メーカーコード"abcde"、アイテムコード"fghij"。 但し、"a"から"j"は"0"から"9"。 かつ"d"は"1"、"2"、"3"、 "4"、"5"、"6"、"7"、 "8"または"9"。かつ"e"は"0"。 この場合、圧縮したコードは、"abcdj4"となります。


  4. メーカーコードの下位1桁が、"0"以外の場合は、アイテムコードを "5"から"9"まで取ることができます。 メーカーコードの上位5桁、アイテムコードの下位1桁を加えたものが 圧縮したコードとなります。

    例)メーカーコード"abcde"、アイテムコード"fghij"。 但し、"a"から"j"は"0"から"9"。 かつ"e"は"1"、"2"、"3"、 "4"、"5"、"6"、"7"、 "8"または"9"。かつ"j"は"5" から"9"。この場合、圧縮したコードは、"abcdej" となります。

<寸法>

  1. モジュール幅(X)は、0.33mmで、0.8倍から2倍まで認められています。
  2. クワイエットゾーンは、左側7モジュール以上、右側で7モジュール以上必要です。
  3. ヒューマンリーダブル文字を含むシンボルの高さは、モジュール幅が0.33mmの とき、25.9mmで、この値は、倍率に比例します。



JAN(JIS-X-0501)/EAN


<概要>

JANは、1978年流通業界の共通商品シンボルのためにJIS-X-0501として規格化されたもので、ヨーロッパ規格のEANと調和しています。13桁の標準バージョンと8桁の短縮バージョンがあります。

<特長>

  1. キャラクタ セットは、数字(0から9)です。
  2. シンボル キャラクタは、 7モジュールで、 スペースで始まる2本のバーと2本のスペースで構成されています。 標準バージョンの最初の1桁目は、左側のデータ キャラクタの偶数パリティと 奇数パリティとの組み合わせにより表現されます。
  3. 標準バージョンの構成は、左から11モジュール以上の クワイエットゾーン 、3モジュールのスタート コード、6データ キャラクタ、5モジュールのセンターバー、 5データ キャラクタ、1チェックデジット、3モジュールのストップ コード 、7モジュール以上のクワイエットゾーンから構成されます。 キャラクタ構成は、2桁のフラッグ(日本は49または45)、5桁のメーカーコード 、5桁の商品コード、1桁のチェックデジットで構成されます。
  4. 短縮バージョンは、左から7モジュール以上のクワイエットゾーン、 3モジュールのスタート コード、4データ キャラクタ、 5モジュールのセンターバー、3データ キャラクタ、1チェックデジット、 3モジュールのストップ コード、7モジュール以上のクワイエットゾーンで 構成されます。キャラクタ構成は、2桁のフラッグ(日本は49または45)、 4桁のメーカーコード、1桁の商品コード、1桁のチェックデジットで 構成されます。キャラクタ間にスペースが入らない コンティニアス型です。
  5. スタート、ストップ コードともに、"101"です。
  6. 自己チェック機能が有ります。
  7. チェックデジットは モジュラス10/ウエイト3 を用います。

<寸法>

  1. モジュール幅(X)は、JANまたはEANの規格では、基本モジュールが0.33mmで、 0.8倍から2倍まで認められています。
  2. クワイエットゾーンは、標準バージョンで左側11モジュール以上、 右側で7モジュール以上、短縮バージョンで左右ともに、7モジュール以上 必要です。
  3. ヒューマンリーダブル文字を含む シンボルの高さは、モジュール幅が0.33mmのとき、標準バージョンで26.57mm、 短縮バージョンで21.97mmです。この値は、 倍率に比例します。
  4. 標準タイプ以外で共通雑誌コード、日本図書コード、公共料金支払用、 クーポン用などはバーの高さを天地均一にしており、このときのモジュールの 高さは標準(1.0倍)では11mm以上、0.8倍の首相サイズでは9mm以上を推奨して います。



Code39(JIS-X-0503)


<概要>

Code39は、1975年インターメック社が開発し、JIS-X-0503として 規格化されています。信頼性が高いシンボルであることから、主に産業分野の 作業指示票や現品ラベルに使用されています。

<特長>

  1. キャラクタ セットは、数字(0から9)、記号(-、.、スペース、$、/、+、%) 、英字(AからZ)、スタート/ストップ コード(*)です。
  2. シンボル キャラクタは、 5本のバーとそれに挟まれた4本のスペースで構成され、内3本が太いバー あるいは太いスペースです。スタート/ストップ コードは、"*"が 使用されます。キャラクタ間にスペースが入る ディスクリート型です。
  3. スタート/ストップ コードは、共に"*"を用います。
  4. 自己チェック機能が有ります。
  5. チェックデジットは、 モジュラス43を用います。

<寸法>

  1. 最小 エレメント幅(X)は、 USS-CODE39または、JIS-X-0503の規格では0.191mmです。
  2. 細太エレメント比は、 X<=0.508のとき1:2.2から3.0で、X>0.508のとき1:2.0から3.0が好ましい とされています。
  3. キャラクタ間ギャップ の最小値はX-t(t許容誤差)で、最大値は X<0.25のとき5.3Xで、X>=0.25 のとき3Xまたは、1.35mmの大きい方の値です。
  4. クワイエットゾーン の最小値は、10Xまたは2.54mmの大きい方の値です。手動走査の場合、6.35mm 以上が好ましいとされています。
  5. エレメントの高さの最小値は、5mmまたはシンボル全長の15%の大きい方の値です。

[Code39 Full ASCII]

Full ASCIIモードのCode39は、通常のCode39を一部拡張したものです。 デコードには適切にプログラムされたバーコード リーダが必要です。 また、寸法などの規約は通常のCode39と同様ですが、一部 エンコードの規約が異なります。

<エンコード>

すべてのASCII文字(128キャラクタ)を、Code39の4個($、/、+、%)のキャラクタを シフト文字として用い、その1個と英字(AからZ)の内1個との組み合わせで エンコードします。




Code11


<概要>

Code11は、インターメック社が、1977年に開発した高密度のディスクリート型の バーコードで、15キャラクタ/インチの情報化密度を持っています。 AT&T社の通信機器や部品等に使用されています。

<特長>

  1. キャラクタ セットは、数字(0から9)、ハイフン(-)およびスタート/ストップ コードです。
  2. シンボル キャラクタは、 3本のバーとそれに挟まれた2本のスペースで構成され、11キャラクタを エンコードできます。 ワイドエレメントが 2本の場合と1本の場合では、エレメント幅が異なります。 キャラクタ間にスペースが入る ディスクリート型です。
  3. スタート/ストップ コードは、共に"00110"で記号に "Δ"を使用します。
  4. 自己チェック機能が有りませんので、必ず チェックデジットを使用します。
  5. チェックデジットは、モジュラス11を使用します。

<寸法>

  1. 最小エレメント幅(X)は、0.191mmで、ワイドエレメント幅は、0.43mmと0.66mm です。
  2. 細太エレメント比は、 2本のワイドエレメントの場合1:2.24で、1本のワイドエレメントの場合1:3.5 です。
  3. キャラクタ間ギャップは、 0.19mm以上です。
  4. クワイエットゾーンの 最小値は、10Xまたは2.54mmの大きい方の値です。手動走査の場合、6.35mm以上 が好ましいとされています。
  5. エレメントの高さの最小値は、9.1mm以上です。



Code128

<概要>

Code128は、コンピュータ アイデンティクス社が、1981年にパソコンの入力対応 という要望のため開発したバーコードで、USS-CODE128として規格化されています。 また、UCCやEANの補足コードとして、UCC/EAN128が1989年に採用されています。

<特長>

  1. キャラクタ セットは、ASCII 128文字すべて、拡張ASCII(ASCII値128〜255) 128文字すべて、4種類のファンクション キャラクタ(FNC1からFNC4)、4種類の コードセット選択キャラクタ(A、B、C、Shift)、3種類のスタート コード(A、B、C)、1種類のストップ コードです。 拡張ASCIIキャラクタがエンコードできることで、半角カタカナ、漢字(2バイト系文字セット)、 バイナリ データなどすべてのデータをエンコードできますが、拡張ASCIIを サポートしているバーコードリーダが、一般には数少ないのが実状です。 拡張ASCIIをエンコードするときには、バーコードリーダがこれをサポートして いるかどうか確認することが重要です。
  2. シンボル キャラクタは、 13モジュールで、バーで始まる 3本のバーと3本のスペースで構成されています。 キャラクタ間にスペースが入らない コンティニアス型です。
  3. スタート コードは、A、B、Cの3つですが、それにより、キャラクタ セットが異なります。
  4. ストップ コードは、1 種類です。
  5. 自己チェック機能が有ります。
  6. チェックデジットは、 モジュラス103を使用します。

<寸法>

  1. モジュール幅(X)はUSS-CODE128の規格によると0.191mmです。
  2. クワイエットゾーンの 最小値は、10Xまたは2.54mmの大きいほうの値で、手動走査の場合は6.35mm以上 が好ましいとされています。
  3. モジュールの高さの最小値は、5mmまたはシンボル全長の15%の大きい値です。

[UCC/EAN-128]

UCC/EAN-128は共通商品コード(JAN、EAN、UPC)を補足するコードで、商品の製造年月日や製造ロット番号、出荷コンテナ番号などの商品関連情報や物流関連情報を追加、補足するためのコードです。
UCC/EAN-128は、Code128の4種類のファンクション キャラクタの内、FNC1をスタートコードの次に配置することでUCC/EAN-128を意味します。

<エンコード>

  例)    Start + FNC1 + AI + 固定長データ + AI + 可変長データ + FNC1 + AI +
                                            可変長データ + CD + Stop
                       AI : Application Identifier (アプリケーション識別子)
                       CD : Check Digit (チェックデジット)
  1. スタートコードの次にFNC1を配置します。
  2. 商品コードや数量等のデータ属性を示すアプリケーション識別子AI(数字2〜4桁) をデータの前に付加します。
  3. 識別子は、目視で認識し易いようにカッコやスペース、ハイフン等で囲みます。 但し、バーコードデータには、それらの文字をデータとして挿入しません。
  4. 複数のデータを連結して、一つのバーコードにすることができます。
  5. 数量のような可変長のデータの後にデータを連結する場合は、可変長データの後 に区切り文字としてFNC1を挿入します。また、データの前を"0"で埋めること はしません。
  6. 可変長データであっても、最大桁数になっている場合は、データの後にFNC1を 挿入する必要がありません。
  7. 可変長データが、バーコードの最後になる場合は、区切り文字としてのFNC1を 挿入する必要がありません。
  8. バーコードリーダは、区切り文字としてのFNC1キャラクタを グループセパレータ[GS](アスキーコード"29")に変換して出力します。
  9. EAN128のチェックデジットは、モジュラス103で計算しますが、目視読取文字 には表示しません。
  10. バーコードの最大桁数は、数字48桁、英字24桁とし、それ以上になる場合は、 2段にします。但し、英字は、数字2桁で計算します。



Code93

<概要>

Code93は、インターメック社が、1982年に開発したバーコードで、USS-CODE93として 規格化されているシンボルです。

<特長>

  1. キャラクタ セットは、ASCII 128文字すべてを表現できますが、数字(0から9)、記号(-、.、スペース、$、/、+、%)、英字(AからZ)と4種類のシフト コードの組み合わせで表します。
  2. シンボルキャラクタは、 1つのキャラクタは 9モジュールで、 バーで始まる3本のバーと3本のスペースで構成されます。 キャラクタ間にスペースが入らない コンティニアス型です。
  3. スタート コードは"111141"、ストップ コードは"1111411"です。
  4. 自己チェック機能は有りません。
  5. チェックデジットは、 モジュラス47による 2シンボル キャラクタを使用します。

<寸法>

  1. モジュール幅(X)は USS-CODE93の規格によると0.191mmです。
  2. クワイエットゾーンの 最小値は、10Xまたは2.54mmの大きい方の値で、手動走査の場合、6.35mm以上が 好ましいとされています。
  3. モジュールの高さの最小値は、5mmまたはシンボル全長の15%の大きい方の値です。



BC412

<概要>

BC412は、直径125mm以上のシリコンウェハにマーキングするために開発された 極小バーコードです。SEMI(米国半導体工業会)が規格化しています。

<特長>

  1. キャラクタ セットは、数字(0から9)と"O"を除く英字(A〜Z)で、7桁から18桁の 範囲で使用します。
  2. シンボル キャラクタは、 バーから始まる4本のバーと4本のスペースで構成され、全体が12 モジュールとなっています。 そして、 キャラクタ間ギャップのない コンティニアス型です。
  3. スタート コードは"100"、ストップ コードは"101"です。 但し、"1"はバー、"0"はスペースです。
  4. 自己チェック機能が有ります。
  5. チェックデジットは、 モジュラス35を使用し、 左から2桁目に配置します。

<寸法>

  1. バー幅は、0.110mm±0.025mmで、スペース幅は、0.120mm±0.025mmです。
  2. クワイエットゾーンの 最小値は、10X以上です。
  3. クワイエットゾーンを含むバーの長さは、13.200mm±0.050mmから29.094mm±0.050mmです。
  4. モジュールの高さは、2.000mm±0.025mmです。



Code49

<概要>

Code49は、インターメック社が、1987年に開発した スタック型二次元コードで、 USS-CODE49として規格化されています。Code49は、APSフィルムの標準シンボルに 使用されています。

<特長>

  1. ASCIIキャラクタ全128文字を エンコードできます。 2段シンボルの場合、英数字9文字または数字15文字、8段シンボルの場合、 英数字49文字、数字81文字をエンコードできます。 エンコードには、英数字コード化法、数字コード化法及びフルASCIIコード化法 の3種類があり、1つのシンボルに混在可能です。英数字コード化法では 英数字1文字が、数字コード化法では数字5桁が1コード キャラクタに、 またフルASCIIコード化法では1文字が2コード キャラクタにそれぞれ エンコードされます。
  2. シンボルは最小で2段、最大で8段からなる連続多段型(スタック型)で、 各段は、スタート、ストップ パターンと4個の シンボル キャラクタから 構成され、1つのシンボル キャラクタは2個のコード キャラクタでコード化 されます。
  3. シンボルの各段の最終コード キャラクタは段 チェック キャラクタ であり、6段以下のシンボルでは最終段に2個、7段以上のシンボルでは3個の コードキャラクタがシンボル チェック キャラクタして自己チェック機能のため に必要です。また、最終段の最終コード キャラクタの前のコード キャラクタは 段カウンタ キャラクタとしてシンボルの段数およびエンコードの スタート モードを表します。
  4. 1個のシンボル キャラクタは、4個ずつのバー及びスペースの配列された モジュール16個で 構成されます。Code49では2401個のパターンが定義され、 シンボル キャラクタ値を当てはめます。

<寸法>

  1. 最小モジュール幅(X)は、USS-CODE49の規格では、0.191mmです。
  2. 最小モジュール高さは、一般的に8X以上を推奨しています。
  3. クワイエットゾーン の最小値は、(スタートパターンに接する)左は10X、 (ストップ パターンに接する)右は1Xとされています。



PDF417

<概要>

PDF417は、シンボルテクノロジー社が、1989年に開発した スタック型二次元コードで、 1994年AIMIのUSS規格に登録され、2000年にISO/IEC規格になっています。 最大情報量が1,108バイトと大きく、それ以上のデータは、複数のシンボルに 分割して エンコードできるマクロPDF417も 用意されています。 このように大容量データに対応したことから、ポータブルデータベースの 頭文字を取ってPDFと名付け、4バー4スペースの 17モジュールのモジュール構成から PDF417と名付けられています。 PDF417は、国際標準物流ラベルISO15394では、EDIデータの標準シンボルに 採用されています。また、出荷明細書、品質管理、生産指示、IDカード、免許証等、 情報を多く必要とする用途で広く使用されています。また、米国では、 電子郵便切手としても使用されています。

<特長>

  1. 最大情報量は、英数字1850字、数字2710桁、1108バイトと大きく、 高密度に圧縮してエンコードできます。また、ASCII/バイナリ データが エンコードできることから、漢字、図形、画像、音声等もエンコードできます。
  2. シンボルは最小で3段、最大で90段からなる連続多段型(スタック型)で、 各段は、スタート、ストップ パターン、左右の段インジケータ、ならびに 1個から30個の シンボル キャラクタから 構成されます。
  3. シンボルの段数、段の幅は可変で、段数は最小3段、最大90段、 幅は最小1シンボル キャラクタ、最大30シンボル キャラクタの範囲で選択可能 です。このシンボルの縦横比を、 シンボル アスペクト レシオ(比)といいます。
  4. エンコードされるシンボル キャラクタは基本単位である コードワードと呼ばれ、 その総数は928個を超えることはできません。 また、テキストは2文字で約1コードワード、バイナリ データは、1バイトで 約1コードワード、漢字等2バイト系文字は、1文字で約2コードワード、 数字3桁で約1コードワードに変換されます。ただし内部で複雑なコード変換を 行っており、さらにモード変換コードワードも加えられますので、 データ用コードワードの算出には余裕が必要です。
  5. 情報量の増加に伴い、エラー検出能力ばかりでなく、修正能力も重要となり ます。シミ、汚れ等が、発生した場合でも確実に正しく読み取るためには、 エラー修正能力が極めて重要で、PDF417ではシンボル キャラクタに エラー訂正コードワードを加える ことができ、データの欠けや誤りを訂正することができます。最低2個の エラー訂正コードワードが必要で、最大510個まで追加することができます。 これをセキュリティ レベルといい、使用される環境に応じて0〜8の9レベルから 設定します。一般的な環境では、情報量の10%以上のエラー修正能力が必要です。
  6. 1個のシンボル キャラクタは、4個ずつのバー及びスペースの配列された モジュール17個で構成されます。 PDF417では929個のパターンが定義され、コードワード値を当てはめます。

<寸法>

  1. 最小モジュール幅(X)は、USS-PDF417の規格では、0.191mmです。
  2. 最小モジュール高さは、0.254mmですが、一般的に3X以上を推奨しています。
  3. クワイエットゾーンの最小値は上下左右共2Xです。



MicroPDF417

<概要>

MicroPDF417は、シンボルテクノロジー社が、1992年に開発した スタック型二次元コードで、 1998年AIMIのITS規格に登録されています。MicroPDF417は、PDF417を基本に、 スタートストップコードを簡略化させ、バーの高さを モジュール幅な3倍から2倍に することによって、情報化密度の向上とサイズの小型化を図ったシンボルです。 また、誤り訂正レベルは、カラム数と行数に応じて予め決められています。 MicroPDF417は、UCC/EANが提案している省スペースシンボルの中の コンポジットシンボルに採用され、薬剤や医療材料等、UPC-EやEAN8がマーキング できない製品や有効期限やロット番号等も エンコードして小さくしたい 場合に使用されています。

<特長>

  1. 最大情報量は、PDF417よりかなり小さく制限されており、英数字250字、 数字366桁、150バイトです。ASCII/バイナリ データがエンコードできること から、漢字等もエンコードできます。
  2. シンボルバージョンは、1カラム、2カラム、3カラム、および4カラムの4種類 あります。段数は、1カラムが11〜28段、2カラムが8〜26段、 3カラムが6〜44段、および4カラムが4〜44段をとることができます。
    カラム数 段数 エラー訂正
    コードワード数
    情報量
    数字 英数字 バイナリ
    1117863
    114717127
    1177261810
    1208322213
    1248443018
    1288553822
    28820148
    2119352414
    2149523621
    21710674627
    22011825633
    22313936438
    226151057243
    361214106
    3814261810
    31016382615
    31218493420
    31521674627
    32026966639
    326321329054
    3323816711468
    3384420213882
    3445023716297
    44820148
    4612322213
    4814493420
    41016674627
    41218855834
    415211117645
    4202615510663
    4263220814285
    43238261178106
    43844313214128
    44450366250150
  3. シンホルの左右に段番号のアドレスパターンが付加されています。 また、3カラムと4カラムのバージョンは、センターにもアドレスバターンが 付加されます。
  4. エンコードされる シンボル キャラクタは 基本単位である コードワードと呼ばれ、 その総数は928個を超えることはできません。 また、テキストは2文字で約1コードワード、バイナリ データは、1バイトで 約1コードワード、漢字等2バイト系文字は、1文字で約2コードワード、 数字3桁で約1コードワードに変換されますが、内部で複雑なコード変換を 行っており、さらにモード変換コードワードも加えられますので、 データ用コードワードの算出には余裕が必要です。
  5. 誤り訂正レベルは、シンボルバージョンや段数によって予め決められています。 訂正可能なコードワード数は、7〜50コードワードで、PDF417のように任意に セキュリティレベルにより設定することはできません。
  6. 1個のシンボル キャラクタは、4個ずつのバー及びスペースの配列された モジュール17個で構成されます。 PDF417では929個のパターンが定義され、コードワード値を当てはめます。

<寸法>

  1. 最小モジュール幅(X)は、ITS-MicroPDF417の規格では、0.191mmです。
  2. 最小モジュール高さは、0.254mmですが、一般的に2X以上を推奨しています。
  3. クワイエットゾーンの最小値は上下左右共1Xです。
  4. シンボルの高さは、4〜44段×2Xです。
  5. クワイエットゾーンを含むシンボルの幅は、40X、57X、84X、および101Xです。



MaxiCode

<概要>

MaxiCodeは、米国最大の宅配業者であるUPS社が、1987年に小荷物の管理と仕分け 追跡のために開発した マトリックス型二次元コードです。 1996年AIMIのISS規格に登録され、2000年にISO/IEC規格になっています。 この二次元コードは、高速による360度の読み取りを実現するために、シンボルの 真中に3重の同心円の 切り出しマークを配置し、 シンボルの識別、原点の検索を容易にすると共に、シンボルのサイズを33段×30 モジュールに規定し、 読取速度の向上を図っています。 MaxiCodeは、また、国際標準物流ラベルISO15394やAIAG(米国自動車工業会)では、 仕分用シンボルとして採用されていいます。

<特長>

  1. 従来のマトリックスコードは、正方形の セルであるのに対し、 MaxiCodeは6角形のセル(MaxiCodeではモジュールと言う)を使用しています。 そして、縦3個と横2個の計6個のモジュールで一つの コードワードを構成して います。また、シンボルの傾きを検知するために、3モジュールの方向決め パターンが6箇所に配置されています。
  2. データと エラー訂正コードの領域は、 884モジュールで、これは、144コードワードに相当します。 最初の120モジュール(20コードワード)は、1次メッセージと言い、ここには、 荷物ID番号や荷主コード、行先コード、サービス区分等の基本データが エンコードされます。 その後の744モジュール(124コードワード)は、2次メッセージと言い、 注文番号や納品番号等のお客情報をエンコードします。
  3. 情報は、数字モードとASCII値(0〜127)モード、拡張ASCII値(128〜255)モードの 3種でエンコードできます。1文字は、1または2コードワードで表し、連続する 数字は、9桁が6コードワードに圧縮されます。したがって、最大の情報量は、 英数字で93字、数字で138桁となります。
  4. 誤り訂正は、リードソロモンを採用し、誤り訂正率50%の拡張エラー訂正(ECC)と 誤り訂正率25%の標準エラー訂正(SEC)の2種類が用意されています。 1次メッセージは、常に拡張エラー訂正(50%)を使用し、2次メッセージは、 拡張エラー訂正と標準エラー訂正のいずれかを選択できるようになっています。 拡張エラー訂正を使用した場合の最大情報量は、77コードワード(英数字)、 標準エラー訂正を使用した場合の最大情報量は、93コードワード(英数字)です。

<モード>

    シンボル内のデータおよびエラー訂正の構造を定義するために、0〜6のモードが 用意されています。

  1. モード0は、現在使用されていません。代わりにモード2とモード3が使用されます。
  2. モード1は、現在使用されていません。代わりにモード4が使用されます。
  3. モード2と3は、構造化キャリアメッセージに使用されます。これは、運輸業界 向けに設計されており、送り先の住所と運輸業者によって定義されるサービスの クラスをエンコードします。最初の120ビットは、拡張エラー訂正(EEC)を付加 した構造化キャリアメッセージに使用され、シンボルの残りの部分は、 標準エラー訂正(SEC)を使用して他の用途に自由に使用できます。 一次メッセージは、3桁(10ビット)のサービスクラス、3桁(10ビット)の ISO国コード、そして、,36ビットが郵便番号に使用されます。モード2の場合の 郵便番号は、最初の6ビットが郵便番号桁数をエンコードし、残りの30ビットが 郵便番号をエンコードします。モード3の場合は、印刷可能なコードセットAの サブセットから最大6個のキャラクタをエンコードします。ただし、郵便番号が 数値の場合は、モード2を使用し、英数字の場合は、モード3を使用します。
  4. モード4は、標準シンボルに使用されます。一次メッセージに 拡張エラー訂正(EEC)を使用し、二次メッセージに標準エラー訂正(SEC)を使用 します。このモードでは、93コードワードが使用できます。
  5. モード5は、一次と二次の両方に拡張エラー訂正(EEC)を使用します。 このモードでは、73コードワードが使用できます。
  6. モード6は、リーダをプログラムするために使用されます。二次メッセージには、 標準エラー訂正(SEC)が使用されます。また、このモードでは、読んだデータは、 送信されません。

<寸法>

  1. モジュールサイズは、1.02±0.12mm(X)×0.88mm±0.12mm(V)です。
  2. クワイエットゾーンを含む シンボル全体の基準サイズは、横が28.16mm、高が26.86mmです。 そして、26.48×25.32mmから29.79×28.49mmの範囲になければなりません。
  3. クワイエットゾーンは、左右が0.88mm以上、上下が0.76mm以上必要です。



VeriCode

<概要>

VeriCodeは、ベリテック社が、1982年に開発した高密度 マトリックス型二次元コードで、 マトリックス型の原型になる二次元コードです。 オリジナル版は、コンボリューショナル方式による誤り訂正でしたが、三菱商事が、 リードソロモン方式による誤り訂正方式に改良されています。 エンコード方式は、 バイナリーモードのみですので、英数字のデータ圧縮は、ユーザサイドで工夫する 必要があります。

<特長>

  1. 最大情報量は、数字英大文字混在261字、数字392字、フルASCII 224字、 漢字半角混在196バイトです。なお、BarStar ProではすべてフルASCIIモードで エンコードされます。
  2. 白または黒の値を持ちうる基本構成単位を セルといい、シンボルの縦横の セル総数は同じで、セル総数が10セルから偶数セル毎に48セルまでが有効です。
  3. 一部のデータ キャラクタが汚損しても読み取り時に情報を修復することを可能 とするために誤り検出、訂正能力を備えています。 誤り訂正レベルにはコードの約12.5%(レベル1)及び25%(レベル2)復元の内から 選択できます。
  4. 読み取り方向は360°で、如何なる角度で印字されていても読み取り可能です。 また、印字したシンボルを裏から読み取る(ミラー反転モード)こともできます。

<寸法>

  1. 最小セルサイズは、プリンタ ドットの3ドット以上が推奨されています。
  2. クワイエットゾーンは上下左右共2mm以上が必要です。なお、レンズ交換式読み取り機を使用する場合には、2.0/6Mmm幅以上が必要です。(M=光学系倍率)



QRCode

<概要>

QRCodeは、(株)デンソーが1994年に開発した マトリックス型二次元コードで、 マトリックス型では特に、読み取りの高速化(Quick Response)に配慮したことが 大きな特長となっています。また、オリジナル仕様のモデル1と、位置補正機能を 高め、大容量データにも対応した機能拡張使用のモデル2および大量のデータを必要 とせず印字面積を小さく抑えるためのMicroQRCodeの3種類のモデルがあります。

<特長>

  1. モデル1では最大で、英数字707字、数字1167字、バイナリ468バイト、 漢字299文字を、モデル2では最大で、英数字4296字、数字7089字、 バイナリ2953バイト、漢字1817文字を、MicroQRCodeでは最大で、英数字21字、 数字35字、バイナリ15バイト、漢字9文字を1つのシンボルに収容できます。
  2. 白または黒の値を持ちうる基本構成単位を セルといい、シンボルの縦横の セル総数は同じで、モデル1ではセル総数が21セルから4セル間隔に73セルまでの 14個の バージョンが、 モデル2ではセル総数が21セルから4セル間隔に177セルまでの40個のバージョン が、MicroQRCodeではセル総数が11セルから2セル間隔に17セルまでの4個の バージョンがあります。
  3. シンボルは、機能セルとデータ セルにより構成されます。機能セルには、 モデル1、モデル2ではシンボルの3頂点に、MicroQRCodeでは1頂点に配置され、 シンボル位置の検出のための位置検出パターン、これらをデータ セルから 分離するためのセパレータ、シンボルのデータ密度を知るための タイミング パターン、モデル1ではこれら以外にシンボルの1頂点に配置され、 シンボル座標系の原点を持つ原点セル、モデル2ではこれら以外に非線形歪みを 補正するためのアライメント パターンが含まれます。 また、データ セルには、データ キャラクタ、 エンコードモードを表す モード キャラクタ、および誤り検出、訂正のためにRS符号化された RSキャラクタが含まれます。
  4. 一部のデータ キャラクタが汚損しても読み取り時に情報を修復することを可能と するために誤り検出、訂正能力を備えています。 どの程度のデータが修復可能であるかは誤り検出、訂正のレベルによりますが、 どのレベルを選択しても、誤りを見逃す確立は10億分の1以下です。 モデル1およびモデル2では、誤り訂正レベルにコードの約7%、15%、25%及び 30%復元の内から選択できます。また、MicroQRCodeバージョンM2、M3では約7%、 及び15%復元、バージョンM4では約7%、15%、及び25%復元の内から選択でき、 バージョンM1では誤り検出のみが行えます。

<寸法>

  1. 最小セルサイズ(X)は、プリンタ ドットの3ドット以上が推奨されています。
  2. クワイエットゾーンの最小値は上下左右共4Xです。



DataMatrix(DataCode)

<概要>

DataMatrixは、アイディマトリックス社が、1987年に開発した マトリックス型二次元コードで、 日本では、データコードと呼ばれています。ECC000、ECC050、ECC080、ECC100、 ECC140バージョンと1995年に誤り訂正方式をリードソロモンに変更し、 歪み補正機能を付加したECC200バージョンがあります。 何れもL字型のアライメントが特徴で、その反対側にL字型にクロックがマーキング されています。そして、L字型のアライメントとL字型のクロックの中がデータ領域で、 セルと呼ばれる点で エンコードされています。 DataMatrixは、1996年AIMIのISS規格に登録され、2000年にISO/IEC規格になって います。非常に高い情報化密度があることから、米国半導体工業会(SEMI)や 米国電子工業会(EIA)、米国規格協会(ANSI)で部品のマーキングに採用されています。

<特長>

  1. DataMatrix ECC000-140は、セルサイズが 9×9 から49×49のシンボルで、 必ず奇数のセルになっています。 エラー訂正レベルは、 ECC000が0%、ECC050が2.8%、ECC080が5.5%、ECC100が12.6%、ECC140が25% です。DataMatrix ECC000-140をサポートしているリーダが少ないので、 一つの企業や団体の中でマーキングと読み取りが行われるような限定した アプリケーションにのみ使用されるべきです。
  2. DataMatrix ECC200は、大容量シンボルに対応できるように改良した二次元 コードです。最大情報量は、英数字で2,335字、数字で3,116桁、バイナリーで 1,556バイトです。
  3. ECC200の誤り訂正レベルは、28%から62.5%までシンボルサイズによって異なり、 シンボルが小さくなるほどレベルは高くなります。
  4. ECC200のセルサイズは、10×10から144×144の24種類あり、必ず偶数セルに なっています。 そして、データセルが24×24以上(シンボルサイズ26×26セル以上)になった 場合、シンボルを分割し1ブロックは24×24セル以上にならないようにして います。シンボルの分割パターンは、32×32から52×52までが4分割、 64×64から104×104までが16分割、そして、120×120から144×144までが36分割 になっています。
    セル サイズ データセル 情報量 誤り訂正率
    サイズ ブロック数 数字 英数字 バイナリ
    10×108×8163162.5%
    18×1816×16136251643.8%
    22×2220×20160432840.0%
    26×2624×24188644238.9%
    32×3214×144124916036.7%
    40×4018×18422816911229.6%
    52×5224×24440830420229.2%
    64×6414×141656041827828.6%
    80×8018×181691268245429.6%
    104×10424×24161632122281429.2%
    120×12018×183621001573104828.0%
    132×13220×203626081954103227.6%
    144×14422×223631162335155628.5%

<寸法>

  1. 最小セルサイズは、プリンタ ドットの3ドット以上が推奨されています。 イメージリーダは、1セルを認識するために少なくとも3×3画素必要なので、 これを考慮して、セルサイズを決めます。
  2. クワイエットゾーンは、シンボルの上下左右に1セル以上必要です。



AztecCode

<概要>

ウェルチ アレン社が、1995年に開発した マトリックス型二次元コードです。 アズテックの名前は、ファインダーパターンが、アツテカ文明のピラミッドを 上から見た形と似ていることに由来しています。 様々な二次元コードが各社から発表された中で最も新しく発表された二次元コード ですので、情報化密度、読取速度、誤り訂正レベル等の観点からは最も優れた マトリックス型の二次元コードです。Full-Rangeモードと極小シンボル用の Compactモードがあります。

<特長>

  1. Full-Rangeモードでは最大で、テキスト3067字、数字3832字、 バイナリ1914バイトを、Compactモードでは最大で、テキスト89字、数字110字、 バイナリ53バイトを1つのシンボルに収容できます。
  2. 白または黒の値を持ちうる基本構成単位を セルといい、シンボルの縦横の セル総数は同じで、Full-Rangeモードではセル総数が19セルから151セルまでの データ レイヤ数が1から32まで、 Compactモードではセル総数が15セルから27セルまでのデータ レイヤ数が1から4 までのシンボルが有効です。
  3. シンボルは、シンボルの中央に配置されるファインダ パターンとそれに隣接 するモード メッセージおよびオリエンテーション パターンとデータ レイヤ より構成されます。
  4. 一部のデータ キャラクタが汚損しても読み取り時に情報を修復することを可能と するために誤り検出、訂正能力を備えています。誤り検出、訂正用の キャラクタ数は、データ キャラクタ総数のパーセンテージ(1〜99%)で 指定します。

<寸法>

  1. 最小セルサイズは、プリンタ ドットの3ドット以上が推奨されています。
  2. クワイエットゾーンは必要ありません。



PostNet





<概要>

PostNetは、POSTal Numeric Encoding Techniqueの略で、米国のZIP(郵便番号)用 バーコードです。5桁のZIP Code (Aフィールド)、9桁のZIP Code + 4 Code (Cフィールド)、および11桁のデリバリーポイントコード (Cプライムフィールド)の 3種類があります。

<特長>

  1. キャラクタ セットは、数字(0から9)とスタート/ストップ コードです。
  2. シンボル キャラクタは、 フルバーとハーフバーを5本組み合わせており、2本は必ずフルバーになって います。ただし、スタート/ストップ コードは1本のフルバーで表されます。
  3. フィールドAのバーコードの情報は、スタート/ストップ コード、郵便番号5桁、 及びチェックデジット1桁です。
  4. フィールドCのバーコードの情報は、スタート/ストップ コード、 郵便番号5桁 + 4桁、及びチェックデジット1桁です。
  5. フィールドCプライムのバーコードの情報は、スタート/ストップ コード、 郵便番号5桁 + 4桁 + 2桁、及びチェックデジット1桁です。最後に付加された 2桁は、ストリートアドレス、ポストオフィスコード、ルート番号等の下2桁を 表示します。
  6. チェックデジットは、 マルチプル10の バーコード キャラクタをデータの最後に付加します。

<寸法>

  1. フルバーの高さは2.92mmから3.43mmの範囲で、ハーフバーの高さは、1.02mmから1.52mmの範囲です。
  2. バーの幅は、0.38mmから0.64mmの範囲で、ペースの幅は、0.30mmから0.64mmの範囲です。
  3. 左右の クワイエットゾーンの 最小値は、3.18mmで、上下のクワイエットゾーンの最小値は、1.02mmです。



カスタマ バーコード

<概要>

郵政省は、平成10年2月から新郵便番号制を実施しました。これに伴い、郵便事業の 効率化を目的としてバーコードの導入を決定しました。 差出人があらかじめ郵便物に印字するバーコードをカスタマ バーコードと呼び、 そのバーコード情報をカスタマ コードと呼びます。カスタマ バーコードに盛り込む 情報は、数字、ハイフン('-')及びアルファベットから構成される郵便番号及び 住所表示番号です。

<特長>

  1. キャラクタ セットは、数字(0から9)、ハイフン(‘-’)、英字(AからZ)、 スタート/ストップ コードです。
  2. 4ステイト3バーで、上下にバーを延ばしたロングバー、上方向のみにバーを延ばしたセミロングバー(上)、下方向のみにバーを延ばしたセミロングバー(下)及びタイミングバーの4つの形状のバーを3本組み合わせて1つのキャラクタを表します。ただし、スタート/ストップ コードは2本のバーで表されます。
  3. アルファベットは1制御キャラクタ+数字キャラクタで表現されます。
  4. バーコードの情報は、スタート/ストップ コード、郵便番号7桁、 住所表示名番号13桁以内(13桁に満たない場合はパディング キャラクタで 埋められる)及びチェックデジット1桁です。
  5. チェックデジットは、20桁のバーコード キャラクタをチェック用数字に置き換え、その合計が19の倍数になるように生成する。

<寸法>

  1. ロングバーの高さは8(2.8222mm)から11.5(4.0569mm)ポイントまでが許されており、セミロングバーはその2/3、タイミングバーは1/3です。
  2. バーの幅及びスペースの幅は、ロングバーの高さの1/6です。
  3. クワイエットゾーンの最小値は、上下左右とも2mmです。

<印字寸法>

カスタマ バーコードの上下左右には、2mm以上の空白を設けます。ただし、窓枠の上下左右とカスタマ バーコードの間の空白は、封筒と内容物のズレにかかわらず、常に2mm以上を確保します。

宛名を横書きする場合は、最下行(あて名氏名の直下)に単独で印字し、あて名を縦書きする場合には、左右または下部に単独で印字します。

なお、カスタマ バーコードは、次の図の様に、郵便物の表面の縁から10mmおよび消印領域である70mm×35mmを除いた範囲内で、2つの方向のいずれかで印字します。




バーコード関連リンク

  • バーコード全般に関する専門サイト
  • バーコード読本